神田安積 弁護士
弁護士は自分自身で考え抜くことが大切です。
同時に、多様な視点を持つ仲間、専門性を備えた先輩、後輩の弁護士と交わることが必要です。
弁護士として成長していくためには、自分自身の経験に加え、自分以外の人から得られる知見を蓄積していくことが不可欠です。
弁護士はその責任の重さゆえに孤独です。
ときに相手方から攻撃を受けることがあります。
思いもよらず依頼者に裏切られることもあるでしょう。
“先生”と呼ばれるうちに、自らを勘違いすれば、独善的にもなりえます。
第二東京弁護士会には、いくつもの魅力ある会派があります。
全友会もその一つです。
全友会には、今でもその壁を乗り越えることができない多くの先輩の弁護士がいます。
まさに後生畏るべし。進取の気性に富んだ後輩の弁護士たちからは、日々、時代を先取りした“考えるヒント”を授けられています。
全友会の存在は、私を孤独にさせず、謙虚な姿勢でいることの大切さを教えてくれた私の無形財産です。
「上を知り 行きたい気持ち 行く努力」
「あこがれに あこがれ続け あこがれる」
これらの五・七・五は、いずれも当会の神山啓史弁護士による一句です。
すぐれた弁護士、あこがれの弁護士に会い、常に今の自分に満足することなく理想を目指す気持ちを新たにしてくれる。
そんな全友会でご一緒できることを楽しみにしています。
いつでもどなたでも大歓迎します。